12月1日(木)モノで釣るのはダメ⁉やる気の引き出し方


こどもはもちろん、大人も自分が欲しいもの、好きなものを手に入れるという行為は何かをする上でモチベーションになり、やる気のきっかけになります。
そのことを否定するのではなく、きっかけとして「モノ」をとらえることは間違いではないとのこと。
大切なのはそのあとの声掛けだそうです。いくつかご紹介しますね。

感謝を伝える
お手伝いしてくれて、ありがとう。
とても助かったよ。
誰かに喜んでもらえているということを感じるは自分の喜びにもなります。そのことが、モチベーションにもつながるそう。
また、将来的にも自然と感謝できる人になるそうです。

次のチャレンジを促す
お手伝いしてくれて、洗濯物たためたんだね、ありがとう。次は、こんな風にたたんでみるともっときれいにたためるよ。
感謝され、自分がしてくれた行為を認めてもらって喜んでいるときは、次のチャレンジを促しやすいそうです。次のステップへのチャンスととらえた声掛けをしてみてくださいね。

こずえコーチより
最初の一歩としてモノをつかうことで、エンジンがかかることもあると思います。
そのあとの声掛けをコツコツと積み重ねていくことで、高次の喜びを覚え、自分の存在価値があがったり、喜びが味わえたりするようになります。そうすることで、モノを提示しなくてもやる気が起きてくるんですよ。
1回でできるようになることはありませんので、日々積み重ねていってくださいね。
声掛けは、この他にも上手にできた時は、しっかりほめたり、できている事実認めて伝えたり、具体的に様々な例を用いてお話いただきました。
1度うまくいかないと、次もまた言ってみようという気持ちにならないこともあるかもしれませんが、こずえコーチがおっしゃっていたように、コツコツ積み重ねてみてくださいね。
2023年1月は「見守るための3つのコツ」です。12月15日から申し込みが始まりますので、新年もぜひご参加くださいね!